建設現場でのコロナウイルスに対する取り組み
皆さんこんばんは!
なおやです。
今回はやむを得ず工事を中断できない現場がコロナ感染者を出さない為に
実施している取組について書いていきます!
【作業ブロックの詳細化】
工事現場では同じ作業ブロック(工区と言います)で大人数の作業を行う場面が
殆どです。
密接状態での作業になり、感染リスクが高まります。
その対策として、添付写真の様に工区区分を更に詳細化する事で密接状態を解消し、
感染リスクの低減に努めています。
工期が決まっている以上は人員削減等も厳しい場合が多い為、
どのように工事が遅滞なく、かつ感染リスクを低減させるかという事に重点をおいた
対策を取っています。
【ICTツールを用いた現場管理】
現場の規模にもよりますが、毎日何百~何千人といった職人が働く現場では、
作業調整の打合せや進捗確認を頻繁に行わなくてはなりません。
その為、工事現場の作業状況を確認したり、作業の打合せを行う場合は様々な
ICTツールを使って感染リスクを低減させています。
○現場カメラ
工事現場では日々進捗に合わせて状況が変化しています。
それを毎回長時間現場に出て確認するのは感染リスクが高まります。
その為、カメラを用いて現場状況を確認しています。
特に躯体工事(建物の骨組みを作る工事)では有用で、足場に取付を行い、階層が
上がるごとに盛替えることで最上階での作業を確認できます。
操作はPCで行う事が出来る為、事務所で作業をしながらもPCのモニター画面で
現場状況を確認する事で、感染リスクの低減に努めています。
○ドローン
一時ははやりを見せたドローンですが、工事現場では有用活用されています。
用途はカメラと同じように使用していますが、定点でない分幅広い範囲が
確認でき、導入する現場も増えています。
使用時間に限りがあるので、カメラと併用して現場状況を確認しています。
これも少しでも外に出る機会を減らし、感染リスクを低減する取り組みです。
○Teams
テレワークなどで使用している方も多いTeamsですが、こちらも導入されています。
小規模打合せなどではこちらを使用して感染リスクの低減に努めています。
また、共有ストレージの機能も有用で、作業調整などが必要な場合も
データを一元化する事で不要な打ち合わせを削減することで、
感染リスクの低減に努めています。
例えば、搬入予定表を共有することで内容を明確にし、調整が必要な部分はチャットで
やり取りを行い確定化させたりなどで有効活用されています。
【最後に】
コロナウイルスという未曽有の災害が発生し、どの業界も苦境に立たされていると
思います。
リモート化が出来ず、リスクを承知で日々現場で仕事をされている方も多くいらっしゃると思います。
ですが、既存のサービスや作業方法の改革などで感染リスクを低減することは
できます。
この災害を乗り越える為にも、皆が一丸となって協力し頑張っていきましょう!
ここまで読んで頂きありがとうございました。
よければ、コメントなども記載いただけると嬉しいです。
では、また!